2015年06月28日
組織作り
今週末は意識的に時間を作ってインプットタイム。
まずは、ウェンディ・コップ著「いつか、すべての子どもたちに」を読了。
「いつか、すべての子ども達に、優れた教育を受ける機会が与えられること。」自身の思い描く世界を実現するために、同志を集め、並々ならぬハードルを乗り越えて、現在の「ティーチ・フォー・アメリカ」の組織を作った物語。
思いは叶う。が、叶うまでやり遂げるだけの思いかどうかが試されているのです。
自己満足でも良いけれど、より多くに影響を与えるムーブメントとするには、それなりの施策が必要です。「組織化」とはそういうことだと思っています。
2015年05月06日
忘れられないような努力、してますか?
ものすごく大事なことだと思ったので、記事シェア。
顧客満足を向上させてもリピーターは増えない―世の中エクスマ思考になってきた
マーケティングとはお客さまの『忘却』との戦い
ある友人は、「広報とは諦めないこと」と言った。
すべからず、不断(普段)の努力が必要ということですね。
2012年08月02日
組織論
民主、新キャッチコピーに苦心 「みなで探している」
(情報元 日本経済新聞 電子版)
キャッチコピーに苦心しているようでは、党綱領の作成は先の先ですかね。。
政治がらみのネタは好きではありませんが、この記事を読んで以来、気になっちゃって仕方ないので、個人的な溜飲を下げるために書かせて頂きます。
民主党はもう組織としての体をなしてないですね。
各政治家および党員の思想信条はそれぞれで良いかと思いますが
(それぞれでないと逆に集団暴走とか怖いですけど)、
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【綱領】こうりょう[かうりやう]
[1]物事の基本的なところ。要点。
[2]政党・労働組合などの団体がその基本的立場・理念・活動方針・政策など要約した文書。
(大辞林より)
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は政党組織には必要ですよね??
まあ、これが無いままでも選挙で勝てちゃったわけだから、もう別に無くていいんじゃね?
的な意見もあるのかもしれませんけど。
私も、民主党のマニフェストを鵜呑みにして、一票を投じましたけども。
例えば、弊社の社是は「全員経営~技術を通じて世界に貢献する~」としています。
これが求めるとろこは、社員ひとりひとりに経営者の感覚で仕事をして欲しい、
ゆったら、社員各自が各事業の責任者となって組織を経営して欲しい、
との願いが込められております。
一日でも早くそれを実現できる組織(体力的にも考え方も)にしたいと思ってますし、
これが実現できたら、ひとまず私の役目も終了かな、と思っています。
この社是を社員各自がどのように捉えてくれているかは解りません。
弊社のお客様もどのように感じて頂いているかは、やはり解りません。
しかし、組織が組織たる所以として、皆が目指す(ということになっている)目標を指し示すこと自体が必要だと思います。これがない組織は、ただ各自が各自の事情で参加したり離れたりする団体になってしまいます。
今、弊社も採用活動をしていますが、はやり弊社に応募してくれる方は、IT業界、特にソフトウェア開発に興味があり、当業界での就職を志望される方が多いです。
ITエンジニアになるということは、まさに「就職」なのでそれはそれで良いのですけど、
その中でもやはり「Bizlet」という会社自体に魅力を感じたので、ここで働きたい!
と言って貰えると、やっぱり嬉しいものです。
採用の段階では、会社も応募者もほとんど表面的な部分しか理解できていないのが実情です。実際に一緒に仕事をしてみて、初めて解ることがほとんどです。
だからこそ、会社が目指している大きな理念が必要であり、
その指針・方向に可能性を感じてくれる方こそが、一緒のチームで働けるメンバーなのだと思います。
結果はだれにも判りませんが、10年後も20年後も、組織が掲げる目標に向かい共に研鑽できる仲間を求めています。
少なくともスタートラインの段階では、このような気持ちで入社して頂きたいと思います。
これが私の企業経営理論です。
・・・企業経営理論といえば。。
今週末は恒例の試験だけど、ぜんぜん、勉強足りてないッス。。。
ほんと、仕事がまぢで忙しくて、、、、ゴニョゴニョ、、、
ま、全部、言い訳ッスけどね・・・。
ふぅ-_-
お!溜飲じゃなくて、テンションが下がったw
2010年11月16日
アンダーマイニング効果
いやはやすっかりご無沙汰してしまいました。
尖閣諸島や北方領土の問題で、海外出張が長引いてしまい。。。(←ウソです)
おかげ様で新規案件がバンバン決まり、忙しくて目が回りそうで。。。(←少しウソです)
いや、正味ただ何となく気分が乗らなかったからだけなんですが、モチベーションのコントロールって難しいですよね。。
計画を立て、実行し、かつ進捗状況をチェックして、完了とともに結果を次の計画に反映するというPDCAサイクルは業務の遂行にあたっては有益な管理手法だと思いますが、なぜそれを実行するのか?とか、より上手くやり遂げたい!などいった「M(motivation)」がどの工程にでも深く関わってくると思うのです。
産業機械であれば、計画したとおりに稼働し、粛々と基準を満たす成果物を生み出していくのでしょうが、生身のビジネスマシーンにとっては、ハート(ヘッド?)部分への働き掛けが非常に大事になってきます。ここがうまくいくかどうかで、成果物の価値も大きく変わってきますよね。
同じ表題(XXX提案書)のドキュメントでも中身に雲泥の差があるように、
システムでは、アウトプットは同じでもその過程のユーザビリティに雲泥の差があるように。。
そんな中、今朝のニュースでみたのが、掲題の「アンダーマイニング効果」といわれるものの実験結果です。
--------------------------------------------------------------------------------楽しいゲームも報酬なくすと… やる気低下、脳研究で解明 玉川大、新たな教育法開発に
最初に金銭報酬が与えられて課題に取り組むと、報酬がなくなった際には、本来楽しめる課題もやる気がうせる――。心理実験で「アンダーマイニング効果」として知られるこの現象が起きている時の脳の活動を、玉川大学の松元健二准教授らが初めて明らかにした。
成果はやる気を起こす教育法の開発につながるという。米科学アカデミー紀要(電子版)に16日発表する。
大学生の男女28人を対象に、課題中の脳の働きを磁気共鳴画像装置(MRI)で調べた。ストップウオッチを「5秒たった」と思ったら止める課題を与えた。実際に5秒に近い人のうち、半数には200円の報酬を与え、残りには何も与えなかった。
どちらのグループも、課題が示された時には物事の認識にかかわる「前頭葉」が、成功した時には「大脳基底核」が強く働き、被験者は報酬の有無にかかわらず楽しんでいた。ところが休憩後、全員に「報酬なし」で同じ課題を与えると、最初に報酬を受けた人たちの脳活動は低下していたが、報酬がなかった人たちは休憩前と同様だった。
また、休憩中に自由行動を認めると、最初から報酬がなかったグループでは、自発的にストップウオッチの課題に取り組む人が多かったが、報酬があったグループでは少なかった。
引用:日本経済新聞 11月16日(火) 社会1面より
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もともとは内発的な動機からやっていたことに対して、あえて外部からの「動機付け」が行われると、とたんに意欲が低下してしまう、と。
健康管理のため脱メタボを目指しウォーキングをしていただけなのに、
痩せた容姿の効果か異性から望外の評価を頂き、
これがモテ期ってやつか!?などと浮かれていたら、
やっぱりそれはただの勘違いだったことが判明し、
元々の動機であった健康体を手に入れるというウォーキング行為の意欲も低下してしまった。
みたいな感じでしょうか。
・・・違うか。笑
以前流行った企業の成果主義への反省も部分的にはここにありますよね。
成果に対する報酬を前面に出して働かせると、報酬がなくなったとき(止まったとき、もとに戻ったとき)にまったく成果が出なくなってしまう、と。
グーグル社では全社員一律10%昇給らしいですが、大丈夫ですしょうか?笑
もともと好きなことを仕事にしてたのに、望外の報酬を与えられたために、モチベーションが低下してしまった。。みたいなことが起こりそうな気がします。
弊社の給料が決して高くないのはこのようなワケがあるのですが(笑)、
仕事を通じて心の充足感を感じて貰える会社でありたいと思ってます。
まあ、不満に思いながらいやいや働くよりも、満たされた思いで働いてた方が、確実に幸せだと思いますけどね。不満をバネにした労働は長くは続けられないと確信しています。人間の心も身体もそんなに丈夫にはできていません。
やっぱ、Have fun!でしょう。うん。
2010年08月05日
買われる国
ここのとこ、ドル円ベースでの円高傾向に拍車がかかってますね。
外資による日本国債の買いが原因か?と言われてますが、本来であれば国家として喜ばしいことです。
自国債が国内だけでなく、海外からも資金運用先として魅力(安心?)を感じて貰え、自国通貨の価値が高くなるということは、それは国家としての魅力があり、国家として強いということです。
・・・ですが。
なんとはなしに世間に漂う悲壮感(がありそう感じ)はなんなんでしょうか?
ニュースでも1円の円高で自動車メーカの利益がどんだけ減るか、とか、国債発行残高の対GDP比の高さから財政破たんが近いとか、そんなんばっかが目につきます。
自動車産業だって、元々国内の需要が飽和してきたことから海外へ売上を求めたわけでしょうし、国債だって、少子高齢化による構造的な問題を解決(先延ばし?)するために発行し続けているわけです。たぶん。
各自動車メーカが自国内だけに留まり、給付年金を削減して、かつ増税してた方が、今よりも明るい未来だったんでしょうか?
国家として経済成長し(GDPが増え)、国民一人当たりの可処分所得を増やすのは、求めるひとつの形だと思います。
であれば、起こった結果を後ろ向きに捉えるのではなく、今の強みを活かした国家経営をしていかないといけないのかと。これは政治家に丸投げするのではなく、マスコミ含め、民間レベル、いったら個人レベルで考えていかないといけないことだと思うのです。
低コストで資金を集められるなら、(その信用があるうちに)できるだけ資本を強化し、強い自国通貨をもって積極的に海外へ資本投下して運用すべきかと。それが国家としての稼ぎになるわけですから。個人レベルでも、強い日本人として積極的に海外に進出し、そこで稼ぐべきかと。
悲観的になるのは、自国内だけでビジネスをし、生活する前提の人が多いかららでしょうかね。
空洞化は困るなぁ、的な。
今の強みは明日も強みかどうか解りませんので、やはり、今すべきことをすべきですよね。
私個人としては、まずは住宅ローンを借り換えて債務の圧縮を狙うべきかと検討中。笑
黄金の羽根の拾い方、読み直したくなりました。
2008年10月20日
フォア・ザ・チーム
またまたご無沙汰してしまいました。。
あんなに暑かったのに、すっかり空気は秋ですねぇ。でも、外での運動にはもってこいの気候になったので、そろそろ口先ダイエットを卒業して、、、、本格的に運動してみようかななどと思ったりもしてます。(←ホントか!?笑)
さて、スポーツはどちらかというと観戦派な私ですが、今年は野球がアツいですね!すんごい久しぶりに球場で生観戦もしました。しかも、巨人が13G差を追いついて首位にたった試合!!あれは、興奮しました~♪また、日本もそうですが、メジャーリーグも日本人選手が増えて、観る楽しみが増えました。
今朝は松坂・岡島、両選手が属するボストン・レッドソックスと岩村選手の属するタンパベイ・レイズが、アメリカンリーグの優勝をかけて最終決戦をしてました。結果は、地区優勝を決めていたレイズが見事勝利し、ワールドシリーズ進出を決定!松坂選手の登板もまた観てみたかったのですが、純粋にレイズの優勝を嬉しく感じました。
・・・というのも。
レイズは今年球団創設11年目なのですが、去年までの10年間で9回が地区最下位。。そして、今年のチーム全選手の年俸も、メジャー30球団中29位。。なお、このチームの選手総年俸は同地区のライバルチームに所属する高額年俸者2名分にも及ばないそうです・・・苦笑
こんな非常に厳しい環境のチームが今年ナゼ優勝できたのか!?スポーツ誌でも色々書かれてますが、私が思うに、ひとつは球団名を変えたこと。去年までタンパベイ・デビルレイズだった球団名を、今年は「デビル」を取ってレイズに改名しました。(デビルレイズ(devil rays)とは地元フロリダ湾に生息するイトマキエイに由来するそうです)
そして、新球団名の「レイズ(Rays)」には、これまでのエイの意味の他にも、「光」や「輝き」の意味もあり、ユニホームの球団ロゴにもキラリと☆マークがつきました。万年最下位のチームが藁にもすがる思いで(たぶんw)光を求め、そして見事に光を当てた訳です。
そして、もうひとつ印象的だったのが、本日の試合後の岩村選手インタービューでの話。
レイズは前日の試合で負け、対戦成績で3勝3敗の五分に並ばれました。そんな中、今朝、決戦前にチームミーティングをしたそうなのですが、そこで皆で確認したことは、
「各自のベストを尽くす。そして、全員野球で試合に臨む。」
だったと言ってました。
これは非常に興味深かった発言です。
「各自のベストを尽くす」は、打撃にしろ、守備にしろ、それぞれの機会で自分の最高の結果を出せるよう力を尽くす、だと思います。しかし、そこに「全員野球で試合に臨む」が加わると前者の「各自のベスト」がまた違った意味を持つように思われるのです。
点差・イニング・カウントetcのシチュエーションによって、バッターであれば単純にヒット(ホームラン)を狙うだけではなく、ピッチャーに球数を投げさせ、フォアボールを取りいくことも意味があるでしょう。ピッチャーであれば先発・リリーフの役割関係なく、ピンチの際は総出で押さえにいくでしょう。守備でも同じく、時にはリスクを負ってでもランナーアウトを取りにいくこともあると思います。
刻々と変わるシチュエーションによって、各自がそれぞれの役割でベストを尽くす。これはその試合に「勝利」するためのベストプレーです。決して自分の成績のためのプレーではありません。この団体競技なら当たり前に思えることを、プロフェッショナルの技術を持つ人間が集まって、改めて確認した訳です。
チーム名を変えたことによる気分の変化、チームの勝利のためにプレーするよう心がけること、これは本当にメンタルな対応ですが、これこそが優勝の原動力だったのでは、と思います。
プロであるならば、自己のスキルを磨くのは当然です。ここに「それはチームの勝利のために」の意識を全員が持てるかどうかで、その組織の強弱が決定するのだと思います。
弊社の経営理念である『全員経営』にも、同様の思いがこめられています。
折しも昨日は情報処理試験日。我がメンバーもフォア・ザ・チームの精神で試験に臨んでいてくれたことと信じています。結果が楽しみですわ~^^
あ!先週、弊社ホームページをリニューアルしました!今年の新人ズを中心にプロジェクトチームを作り、対応したのですが、まさに、「Do the BEST. For the team.」でやってくれたと思います。まあ、日々改善なのでゴールはまだまだ先ですが、この積み重ねこそが全てです。お疲れ!
2008年08月25日
プロフェッショナルまでの時間
オリンピックもついに閉幕しましたね~。今回はいつになく、TV観戦した気がします。一応、オリンピック商戦に乗っかってレコーダーも買ってあったのですが、結局はほとんどLIVEで観てました。もう休みの日は朝から晩まで!やはりスポーツはLIVEに限ります。
そのオリンピックで活躍する選手を見てふと思ったのは、彼等と自分の差はなんなんだろか?と。いや、そりゃ、体つきからして差は一目瞭然なんですが(苦笑)、人間としての基本的な構造は一緒なワケで、手足は2本づつだし私の足が極端に短いワケでもなし。(・・・たぶん)
これは自分との比較だけでなく、例えば決勝に進む選手と予選で敗退する選手。またはオリンピックに出場できた人と国内選抜で敗れた人。オリンピック出場を目指す人達なんて、そもそも相当な鍛練を重ねてると思うわけで、出れる人と出れない人、勝てる人と負ける人の差はなんだろうなー??などど、各熱戦を前に思っていたのです。つまるとこ才能なんかな?と。
そんななか8月21日付の日本経済新聞夕刊ラム「あすへの話題」に、なるほど!という記事がありましたので引用させて頂きます。著者は分子生物学者の福岡伸一氏です。
(前略)
世界的コンクールで優勝するピアニスト、囲碁や将棋の名人たち、トップアスリート。彼ら、彼女らについて、私たちは、あのような人たちは天賦の才能の持ち主なのだ。我々とはそもそもの出来が全く異なるのだと感じている。
ところが、プロフェッショナルたちの多くは皆、ある特殊な時間を共有しているのである。10,000時間。いずれの世界でも彼ら、彼女らは、幼少時を起点として少なくとも10,000時間、例外なくそのことだけに集中し、専心し、たゆまぬ努力をしているのだ。
10,000時間といえば、一日3時間練習をするとして、一年に1,000時間、それを10年にわたってやすまず継続するということである。その上に初めてプロフェッショナルが成り立つ。
DNAの中には、ピアニストの遺伝子も将棋の遺伝子も存在していない。DNAには人を生かすための仕組みが書かれてはいるが、いかに活かすかについては一切記載はない。
(後略)
そうか・・・。
もし才能に因るとしたら、ここまでの不断の鍛練を続けれられることこそが、まさに才能なんですね。また同じ時間を費やしたとしても、能力を「いかに活かすか」を考え続けカイゼンを重ねた練習と、ルーティンでこなす練習では、やはり結果に差がでる気がします。このあたりが分かれ目なんでしょうか。
そして、これは何もトップの人達にだけ言えることではないと思います。例えば、月の労働時間を160時間とすると、年間で約2,000時間弱働くとこになります。我が社のエンジニアの昨年度の平均労働時間も2,000時間程度でした。つまり5年で10,000時間です。5年間、エンジニアとしての仕事に没頭したら、IT業界の中でも「プロフェッショナル」になれるのではないでしょうか?
もちろん、与えられる仕事によって得られる知識にも差がありますが、プロフェッショナルになる課程では、今日得た知識・経験を明日発展・展開させることで、仕事の幅がどんどんと広がっていきます。個々の知識は、無数の他の知識と関わりあっているものです。これは経験上まさにそう感じていて、仕事を始めて3年くらい経ったときに、個々の知識がどんどんリンクし始めたという感があります。そこからの成長カーブはそれまでとは全く違う曲線だったはずです。主観で何ですが。
目の前の仕事や今後のキャリアパスについての相談を受けることがありますが、悩む前にまずは10,000時間、今の仕事に没頭してみてはどうでしょう?年間3,300時間仕事したら、たったの3年です。ここから得られることは決して少なくないと思います。例え、その後異業種の仕事をするにしても決して無駄にならない経験です。
あと、ここでの趣旨と関連するのが、ちょうど今読んでいる本なんですが、
世界は仕事で満ちている
誰もが知っている、でも誰も覗いたことのない38の仕事案内
著者 降籏 学
NBonlineで目を通していたコラムが書籍になっので、改めて読んでます。
本のまえがきには、
・・・
最初からやりたい仕事に就ける人間など、そうそういるものではない。職人であれば、最初は修行からはじまる。やりたい仕事じゃないからやりがいがない、希望した部署じゃなかったから生きがいを感じられないというのは大きな間違いだ。
たまたまその仕事を与えられて、不本意ながらもやってみたら面白かった―、あるいはその仕事を続けるうちにコツをつかみ、経験を積んでようやく奥の深さを知り、初めてそこにやりがいや生きがいは見出されるものなのだ。
あなたはその仕事を選んだつもりかもしれないが、実は、あながた仕事に選ばれているのだ。私はそう考えている。仕事というものは、選ぶものではなく、選ばれるものだと。出会うものだと言ってもいい。
・・・
とあります。
まさにYES!です。
2007年12月18日
心のクスリ
寒い寒い・・・。本格的に冬モード気配な今日この頃です。。。
世間ではインフルエンザやノロウイルスなどが流行ってるようですが、事前予防が何より肝心ですね。病気にならないように予め気を配る。これにつきます。
さてさて、定期購読している日経ビジネスで、10年間『心のクスリ』というコラムが掲載されておりました。筆者は南赤坂クリニック院長の安岡博之先生です。
予防医学の見地から、受診された患者さんとの体験談を書かれたコラムなのですが、「WORKABLE80」をテーマに、80歳まで現役で、社会で働くための知力・気力・体力を保つことを主眼としています。
・・・80歳。
40年以上先の社会はどうなってるのか想像し難いですが、心身ともに健康であれば、社会の一員として、やはり何らかの仕事をしたいたいなぁと思います。
そのコラムも12月17日号でひとまず終了とのこと。
ストレス社会で生きるビジネスパーソン向けに、毎回参考になるお話ばかりだったので非常に残念です。そして、今回の最終回にて”心のクスリ”10ヵ条のお話がありましたので、引用させて頂きます。
1.優秀な指導者より、良き理解者となれ。2.部下に対して注意はしても、怒るな、怒鳴るな。
3.じっと上司の目を見て話を聞け。
4.仕事を好きになる努力をせよ。ただし、7割できていれば上出来と思え。
5.自分の欲望よりも欲求に素直になれ。
6.会社では家族や趣味のことをよく話せ。
7.家では会社のことをよく話せ。
8.自分1人で頑張るな。家族でも友人でも、頼れる者はすべて頼れ。
9.小・中学校、そして高校生の頃になりたかったものや、やりたかったことを時々思い出して書いてみよ。
10.毎日、ちょっとした冒険をせよ。
(例えば、普段口も聞きたくない嫌な上司に「いつもご指導あれがとうございます」と言ってみる。)
いかがでしょうか?
弊社は若いメンバが多いので、4.はついてはみなに心がけて欲しいし、また私も心がけていきたいと思います。もちろん目の前の仕事には100%の力で取り組むのですが、結果は70%の成果(満足?)で良しとしましょう!と。
いつもいつも目一杯な成果を求めるのではなく、心にバッファを持ちながら継続して成果を積み上げていくことが大切なんですね。
心のクスリとは気持の在り方、捉え方に尽きると思うのですが、2008年は心の健やかなビジネスパーソンを目指し、また弊社の仲間にもそうあって欲しいと心から願っております。
忘年会やってもこれは忘れないよう・・・笑
2007年11月02日
社長続投、社員が可否判断
本日の日経記事。
社長続投、社員が可否判断・エルピーダ、定款など明文化へ
良い制度かと。
会社法上は、取締役会設置会社においては、代表取締役(一般的に「社長」)は取締役会の決議により選定されるわけですが、独占的なオーナー企業やカリスマ経営者と呼ばれてる人の会社では、得てして取締役会自体が正常なチェック機能を果たしてない場合も多いのではないでしょうか。
そのような会社の場合、本来判断基準となる「ビジネスおよび社会のルール(もしくは常識)」が「社長の常識」だったり「経営陣の独自ルール」にすり替わっちゃうのかなと。ちょうど今巷であふれている「偽装」ラッシュも、問題の根本はここにあるんじゃないでしょうか。
その点においては、社員は見てますからね。ほんと冷静に。内部告発で企業の不正が発覚するのは、自浄機能が働かない状態の会社においては、社会的に正しい形なのかもしれません。
中小企業の場合、経営者と会社はだいたい一心同体なわけですが、社員は時に慎重に会社との距離を測ってたりします。市場のあまたある会社の中で、自社の可能性を冷静に分析してるわけです。そういう意味で、社員からの評価というのは、市場の評価により近いのかなと。もちろん、内部から見る主観的なプラスマイナスはあるとして。
よし!ランチがてら、ひとりひとりから評価聞いてみますか!
・・・ちょっと怖いなw
2007年09月13日
リーダーの条件
昨日の日経新聞11面『経営の視点』に、
「安部辞任が映す リーダーの条件」と題するコラムがありました。
ここでは「負けの体験 トップに不可欠」との見出し以下、
真のリーダーは「負け」をくぐり抜けることで、ストレス耐性や自分をどう管理するのかの知恵が身に付く、と論じています。
個人的には「負け」や「失敗」を素直に受け止め→自省し自己カイゼンして→次のステップの糧にすることがキモなのかなと思います。
ここでは同種類の「負け」や「失敗」を繰り返さないってのがポイントです。
というよりも、同じ失敗を繰り返すということは、何らカイゼンされていない証ですから。
組織や団体のトップに立つ人は、周囲からの期待や自分自身への期待(自信?)から、
常に成功イメージを描いて行動している人は多いと思います。
これは悪いことじゃなくて、その『思い』のエネルギーによって、
実際に難局を乗り越えて、世間でいう「成功」をしている人も多いことでしょう。
・・・しかしです。
それは本物の成功でしょうか?
失敗から目を背けたただの独りよがりな成功ではないですか?
過去のミスや怠慢を真摯に受け止めていたら、また違った成功イメージではなかったですか?
自省として、常に忘れないようにしたいと思います。
また、当コラムでドラッカー氏の「大統領のための六つのルール」(by『未来への決断』)の紹介がありました。
ルールのひとつに、「したいことではなく、しなければいけないことをせよ」とあります。
まさに、その通りだと思うのですが、それでは「したいこと」と「しなければいけないこと」はどう区別するべきでしょうか?
個人的な見解としては、「しなければいけないこと」は得てして自分の為ではありません。
大統領であれば国民が必要としていることですし、組織のリーダーであれば、部下の為・組織のステークホルダーの為・社会の為に必要なこと、です。
ですので、常に他者の為に動ける人物がリーダーたる人ではないでしょうか。
まあ、リーダーに限らず他者のために働けない人は、得てして他者から必要とされなくなりますので、最終的には孤立無援の状態になってしまうのですが・・・。
ほんと、常に心がけておかないといけませんね。
2007年08月23日
挨拶してますか?
オハヨウ・オヤスミ。
イッテキマス・タダイマ。
イッテラッシャイ・オカエリ。
イタダキマス・ゴチソウサマ。
アリガトウ・ゴメンナサイ。
社会生活の基本ですね。職場でも家庭でも。
さらに付足すと「7-38-55のルール」(※)に照らせば、
(※)人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であるといわれている。
アリガトウ
よりも、
ありがと~!! (^_^)/
です。
元気に明るく挨拶、たいていの人間関係はこれで円満。
では、人間関係が円満であることの効果とは・・・?
個人的な感想ですが、対人関係にストレスがないということは、劇的に時間が増えます。
本来、注力すべき事柄に時間を注げる。
逆に、円満でない人間関係においては、もうほんとくだらないことで時間を浪費する。
考えても解がないよーなことを考えてしまう(考えさせてしまう)。
これはもうほんと不経済です。
時間があり余ってしかたのない、ヒマな人しか付き合えません。
何かと忙しい現代社会、家でも会社でも円満な人間関係ってのは、基本中の基本ですね。
・・・・・・・・ということで、
いただきま~~~~す♪(^_^)/
今年も社員Kくんのご実家から、頂戴しました!
いつもいつも、有難うございまっす!!!
さあ、今夜は新人社員作成ソフトのレビューをしながら、恒例のスイカ祭です♪
2007年05月08日
労働生産性
こんにちわ! GW明け、すっかり初夏の陽気ですねぇ♪
なので今日は半袖で出社してみました。 ・・・しかもTシャツ。苦笑
まま、G社 が発見した10の事実(社是?)にも
「スーツがなくても真剣に仕事はできる」
とありますので。。^^;
で、陽気に負けず劣らず、今月のBizletもホット×2です。
なんと、昨日より新たに2名の新入社員が入社しました! 若い男子×2!
これでまた平均年齢が下がりました。 私が今月末に加齢しても影響は軽微です・・・。苦笑
彼らには4月に入社した先輩?新入社員に追いつけ追い越せで頑張って欲しいのですが、
むろん先輩にも負けて欲しくありません。笑
互いに切磋琢磨し、共に成長してくれることを切に願ってます。
さて、掲題の件。
本日の日経新聞1面に、新連載「人は財 雇用革新に挑む」の記事がありました。
テーマは「働き方は社員に任せる」ということで、『時間』と『空間』の束縛から社員を解放し、
優秀な人材の確保に各社が努めている、とのこと。
私もこの考え方にはまったく同意なのですが、この「就業形態」自体へのフォーカスの前に、
まず「仕事の成果の確固たる定義」が必要だと思っています。
定時に出社し、PCを立ち上げ、メールをチェックし、ニュースをブラウズして、予定の会議に出席し、同僚の頃合を見て退社する。
これは間違っても「仕事の成果」ではないですね。
(「仕事の進め方」かもしれませんが)
我々の生業においては、
システム開発プロジェクトでは製造したプロダクトがまさに仕事の成果物となります。
コンサルティングから入る場合は、調査・分析報告書、提案書、設計書などが成果物となります。
このような成果物を作成し納品するスケジュールを決め、またその作業の進捗確認方法を決めておくことで、硬直的な『時間』と『空間』の呪縛から開放されます。
まさにこれは「仕事の成果の定義」が確定してるからですね。
逆にいうと、この成果物の作成に貢献してない時間の作業は「仕事」とは呼べず・・・
そう考えると、自身を振り返って就業中に「仕事以外の時間」がちょこちょこあります。。
住宅設備のデットスペースならぬ、『就業中のデットアワー』とでもいうべきでしょうか、
こういうちょっとした5分、10分の時間でも、纏めることで結構な時間になりそうです。。^^;
(そういえば、ドラッカー氏の言葉にも同様の句がありました。)
また、新聞記事によると、
GDPを労働投入量(就業者数×労働時間)で割った日本の労働生産性は先進7ヶ国中最下位
だそうです。
コンピュータの世界でも単位時間あたりの処理能力を指す「スループット」という考え方がありまして、この値が高いとそれだけ生産性の高いマシンだということになります。
随分と以前からエンジニアの慢性的な不足が指摘されていますが、
ソフト開発会社としても労働生産性の向上(=会社としてのスループットの向上)が、
人口減少および会社価値向上への対策として、欠かせない命題であろうかと思います。
これ、すなわち「成長」というやつです。
個人的には、ここ最近の「横」への成長(増量)を「上」へと変えていかないと・・・(汗)
2007年04月09日
日本的経営
2007.4.2号日経ビジネス 特別編集版 新日本的経営の姿
に様々な業界の企業経営者からのメッセージが掲載されています。
以前より成果主義ばかりにフォーカスを当てた欧米的経営手法に少々疑問を感じいた中、
シンクタンク・ソフィアバンクの田坂代表のコラムにピン!ときましたので、
ここで紹介させて頂きます。
氏いわく、
日本的経営を進化させるための機軸は、日本人の心の奥底にある独特の労働観にこそある―
としています。
本誌では日本人独特の労働観を「報酬観」として、以下の4つの報酬を指摘しています。
①働きがいのある仕事
これは氏の持論である「仕事の報酬は仕事」に通じますが、今まさに携わっている仕事自体が働く動機になっている。ということだと思います。
②職業人としての能力
我々の生業であるソフトウェア開発であれば、技術者としてスキルを磨くことそのものに喜びを感じると。求道そのものが幸せな状態だということですね。
③人間としての成長
スキルを磨くこと=己を磨くこと
これは己の今を知らなければ、何が足りなくてこれから何を身につけるべきかの判断ができない、故にまず全ては自己の認識から入る、と捉えました。
また身に付けたスキルも、自己の置かれた状況によって使うタイミングが変わっていきます。
やはりスキルを磨くというのは自己を磨くということに繋がり、すなわち自己の成長に値するのものかと。
④良き仲間との出会い
「縁」という思想です。良き人とのめぐり会いは、まさに人生の報酬です。
上記4つを日本人が働くことの喜び、すなわち「報酬」としています。
無論、生活のためには仕事の成果として、金銭的な対価が必要です。これは絶対にそう。
ただし、それだけでは無い。
むしろ金銭的な対価'以外'にこそ、日本人として能力を発揮する(成果を出す)働き方の要諦がある
と述べられているのかな、と感じました。 私がまさにそう考えているからです。
もしかすると、ベンチャー企業の経営者にあるまじき考え方かもしれませんが(笑)、
日本人の特性を活かし業績をあげる道は「利他」にこそあるのではないでしょうか。
最後に、コラム冒頭の言葉の引用ですが、
日本人の労働観の根底には、「働くとは傍(はた)を楽(らく)にすること」というものがあります。
なるほど!笑
私も傍の人びと(仲間やお客様)を楽にできるよう、働いていこうと思います!
(※現時点で、私のせいで余計な仕事が増えている人が居たら申し訳ないです・・・苦笑
本日より改めます!)
Bizletのメンバが同様の思いであってくれたら嬉しです。
2007年04月03日
新たな仲間たち
こんにちわ。ご無沙汰してます、58です。
(ついに、1.5月記になってしまいました。。^^;)
というのも、前回のエントリーでご報告しました求人募集にて、
ほんとうにほんとうにたくさんのご応募をいただけたのです!!
誠に有難うございます!!!
弊社にエントリーして頂いた皆様のご経歴はお一人お一人ちゃんと拝見させて頂いております。
また会社説明会に来ていただいた方とは、双方の話ができるよう、時間の限り面談をさせて頂きました。
その結果、(現時点でもまだまだ募集中ですが)
今月より、4名の仲間が新たに加わりました!!!
みんなソフトウェアは未経験からのスタートですが、それぞれキラリと光る個性があり、
真摯に仕事に取り組んで頂けそうなメンバーばかり。
これから3ヶ月は研修期間です。
たぶん今までは使う機会の少なかった脳の特定部位を徹底的に酷使していただいて(笑)、
エンジニアとしての第一歩を踏み出して貰えたら嬉しい限りです。
あと、本当に今思うのは、
世の中に数多ある「会社」の中から弊社に入社を決めてくれたこと、
また、たくさんの応募者の方の中から選ばれた逸材だということ、
もうそれだけで奇跡的な確率ではないでしょうか。
ビジネスでもそうですが、ほんとうに人と人の『ご縁』は大切なものでして、
今回の『ご縁』が既存の仲間と新入社員の双方にとってより良いものになるよう、
大事に大事にこの『ご縁』を育んでいきたいと思ってます。
また、今後も良きご縁がありますよう、社員が誇れる会社を目指して頑張ります!!
どうぞ宜しくお願い致します。
2007年02月01日
成長の目的
もう春ですか?
ってくらい暖かい日がつづきますね。
ご無沙汰しております・・・。<(_ _)>
当ブログもすっかり「月記」の様相を呈してきましたが、諦めずに綴っていきたいと思います。(笑)
さてさて、Bizletは「成長志向」の会社だと自負しているのですが、
それはすなわち個人の「成長志向」にかなり依存している部分があります。
我々の属するソフトウェア業界はソフトウェアを扱う『人』そのものがコンテンツ(資産)です。
ですので、会社の質・付加価値を高めていくということは、
会社に携わる「人」の質を高めることと≒だと日頃から感じています。
そんな折、本日の日経新聞にピンとくる記事が掲載されてましたので、
長くなりますが、引用させていただきます。
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<引用>
2007年2月1日 日本経済新聞29面 経済教室
やさしい経済学-名著と現代 アダム・スミス 「国富論」「道徳感情論」
大阪大学教授 堂目卓夫 氏
[5]成長の目的
分業とともに、豊かさを増進するのは、資本蓄積である。資本家が資本を蓄積することによって、雇用される生産的労働者の数も増し、その結果、経済は成長する。
『国富論』は、このような経済成長の図式を示すのであるが、では、スミスは経済成長の究極的な目的は何であると考えていたのだろうか。『道徳感情論』で示されるスミスの幸福論を通して、この問題を考察すると、興味深い結論が得られる。
スミスは、幸福とは心が平静なことであると考える。そして、健康で、生活にとって必要最低限の富があって、良心にやましいところがなければ、それ以上の富の増加は、われわれの幸福にとって余計なものであると考える。それにもかかわらず、人間は他人からの同感を得たいという野心と虚栄心から、必要以上の富を求める。
しかし、豪華な食事も、美しい衣装も、立派な邸宅も、実際に手に入れてみると、それら自体は、たいした幸福の増進をもたらさない。それどころか、大きな財産を管理しなければならない煩わしさをわれわれに背負わせる。他人から得られるはずであった同感も嫉妬(しっと)や非難にかわることがある。
一方、生活にとって必要最低限の富すら手に入れられない人びとは、貧しいことの不便さにくわえ、他人から同感してもらえないという苦痛を味わうとこになる。自分は世間から顧みられないと感じることによって、彼らの希望は挫かれ、心の平静は失われる。
しかしながら、中流および上流の人びとが、より多くの富を獲得しようと資本を蓄積することによって、貧しい人びとに対する雇用が増大する。彼らは、生産的労働者となって賃金を受けとり、必要最低限の富を確保し、他人から無視されるという苦痛から開放される。彼らは幸福にとって十分な心の平静を手に入れる。
一方、より大きな財産を形成した人びとの幸福は、形成前にくらべて、ほとんど増加しない。こうして、富者と貧者の間で(富ではなく)幸福がより平等に分配される。
経済は、幸福に対する人間の幻想によって成長する。経済成長の隠された真の目的は、必要最低限の富すらもたない人びと、世間から無視される人びとに雇用を得させ、心の平静=幸福を得させることである。
「見えざる手」とは、貧困と失意の中で苦しむ人びとに自然がさしのべる「救いの手」なのである。
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どうのように感じられましたでしょうか?
私は現在の立場上、雇用を生み出す側の人間に分類されると思いますが、
弊社の仲間を単なる「生産的労働者」と捉えているわけではありません。
(もちろん、「生産的な人」であって欲しいのは当然なのですが・・・笑)
将来的には、雇用を生み出す人になって欲しいと強く思ってます。
そして、賃金だけでなく、働く「夢」や「希望」や「意味」も与えられる人になって欲しいと。
まずは、私の限りですが、今までの経験から得たスキル・手法・自身を、より若いメンバにできる限り伝えていきます。
そして、それが彼等自身の既知と融合し、さらに進化したビジネスパーソンになることを心から望みます。
それが、私の「成長の目的」です。
2006年10月04日
教育
おっと、気づけばもう10月。 (・・・早いなぁ)
Bizlet第2期も上期を終了しましたが、
数字的には当初計画した野心的な予算(笑)を、無事達成することができました。
ひとえに、お客様と社員全員の頑張りのおかげです。
ほんとうに多謝です。
7月に入社した社員も、一通り社内研修を終え、今期より各プロジェクトに配属となります。
配属先のプロジェクトでは、先輩社員やお客様からたくさんの事を学んで欲しいのですが、
逆に、まだ業界の経験が浅いからこそ、システムの利便性や既存業務の問題点について、
違った角度で気づくこともあると思います。
その際は、臆することなく、どんどん疑問・提案を投げかけて、プロジェクトの活性化に努めて欲しいと思ってます。
新人教育というと、先輩→新人への1方向と思いがちですが、
「教える中で教わること(気づくこと)」の効果も、バカにできません。
仕事の進め方・あり方など、社員に話をする中で、自身で再認識・再確認することも多いのです。
また、「教育」は英語で「education」ですが、語源はラテン語のエデュカーレで「引き出す」ことだそうです。
その人の強み・やる気・潜在能力を引き出し、それを成果に繋げられるよう導く
一つの教育の在りかたかと。
先輩、宜しく!
あと、今月中旬から、雑誌・Web媒体を通じて中途採用の募集を行います。
Bizletはまだまだアリーステージにて、やることが盛りだくさん・・。
一緒に会社を創っていける方・会社創りに挑戦したい方、ご応募、お待ちしております!!
掲載写真の撮影も順調なり。 ▼笑顔お願いします♪
2006年08月31日
どこからスタートするか
今日で8月も終わりですね。
今月は濃い1ヶ月でした。
開発合宿あり、 諸々営業あり、 ・・・スイカ祭あり。
さてさて、忙しさにかまけて最近ぜんぜん本を読んでないことに気づき、ちょいと本屋へ。
友人へのプレゼント用に買った本を自分用にも。
久々のドラッカー本ですが、トピックスが纏まってる形もいいですね。
ちょっとした空いた時間に、パラパラと読んでも、考えさせられることが多いです。
まぁ、考えて→行動が大切なのですが・・
365の金言の中にあって、タイトルページと目次の間に、
汝の時間を知れ P.F.ドラッカー
とだけあるページがあります。
これは、私が最も影響を受けたドラッカー氏著書『経営者の条件』の中に出てくるものです。
本著より引用させていただくと、
汝の時間を知れ仕事のできる者はまず時間に手をつける。
汝自身を知れとの昔からの知恵ある処方は、儚い身の人間にとっては不可能なほどに困難である。しかし、その気があるかぎり、汝の時間を知れとの処方には誰でも従うことができる。その結果、誰でも貢献と成果への道を歩むことができる。
通常、仕事についての助言は計画せよから始まる。もっともらしく聞こえる。問題は、それではうまくいかないことにある。計画は紙の上で消える。よき意図の表明に終わる。実行されることは稀である。
私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後に、そうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。
したがって、時間を管理する、整理する、まとめるの三段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる。
(「経営者の条件」)
仕事に追われてる(気になっている)今の自分には、ガツン・・・でした。
まずは、記録から。
投稿者 Taka : 22:07
2006年04月17日
春の試験
こんにちは。
前回お知らせしました採用活動もようやく中盤となりました。
今回もたくさんのご応募を頂き、色々とお話させていただく中で、
Bizletという会社に期待していただき、共にチャレンジしたい!というお気持ちを非常に嬉しく感じております。
そして、既存メンバ含め、みなさんのご期待に沿えるよう、
ますます頑張らなければ・・!と思っている次第です。
今回の春の募集は、5月下旬まで@Typeにて受け付けておりますので、
さらに素晴らしい出会いがあるよう、一層のご応募をお待ち申し上げます。
さて、昨日は春の情報処理技術者試験でした。
弊社メンバーもほとんどが受験しております。
手応えはどうだったでしょうか・・。楽しみです。^^
実務と資格試験内容は必ずしも一致はしませんが、
自己の経験のチェックポイントとして、次のステップの動機付けとして、また市場での客観的な評価基準として、
資格取得は非常に有効だと考えてます。
業務遂行にあたっては、気力・体力もさることながら、
ベースとなる「知力」(知識)は欠かすことはできません。
個々が日々研鑽し、パワーUPすることが、Bizletの成長の「種」となりますので、
ゆくゆく大きな花を咲かせるためにも、個々の頑張りを会社として応援していくつもりです。
私も夏の試験・・・、がんばらねば!!
投稿者 Taka : 11:07
2005年10月25日
千里の道の はじめの一歩
CEOの小林です。 KOBAです。 58です。
どうぞ宜しくお願いします。
サイトリニューアルに伴い、本日より、Bizletブログを始めることに致しました。
スタッフブログも併せて開設しましたので、この機会に
Bizletのこと
をもっともっと知って頂きたいと思います。
また、役立てて頂ける、楽しんで頂ける情報の配信を心がけますので、どうぞ宜しくお願いします。
さて、本年6月13日にBizletを設立いたしまして、早4ヶ月が過ぎました。
この間、事務所開設、お客様との基本業務契約締結、コアメンバーの集結・・・
ちゃくちゃくと「会社」の体を成してきております。
特に、現在も募集しておりますエンジニアの募集活動では、多くの優秀なエンジニアのご応募があり、
11月からは10名体制となります。
※さっそく増床しました。
これからドライブをかけて『経営』していきますので、どうぞ、宜しくお願いします。
最後に、弊社では 『全員経営』 を社是として掲げておりますが、
これは、私の尊敬する故小倉昌男氏(ヤマト運輸元会長)の著書 「経営学」 から頂戴したお言葉です。
本文中に、
「全員経営」とは、経営の目的や目標を明確にしたうえで、仕事のやり方を細かく規定せずに社員に任せ、自分の仕事を責任を持って遂行してもらうことである。・・・(中略)・・・第一線の社員の能力を重視し、年功序列といった旧態の人事を排除する。それが全員経営の成功に欠かせないが、なんといっても最大のカギは、社内の「コミュニケーション」にある。
とあります。
これこそが、まさに我々が標榜する経営スタイルであり、その為にBizletを設立した次第です。
社内はもちろん、「お客様とのコミュニケーション」 「マーケットとのコミュニケーション」を常に意識して、皆経営者主義にて業務にあたります。 どうぞご期待ください!
投稿者 Taka : 15:24