Webでの収益モデル

暑いです!!!
オフィスの冷房がまったく効いてません!!!笑・・・いごとではない。

厳密にいうと、クーラーの近くにある副社長と専務の席には冷気がきてるのですが、その隣に並ぶ私の席までは届かず。。。いや、もともとエアコンの冷気があんまり得意でないので、わざわざその席を選んだのですけど。

さて、先日ご報告させて頂きました通り、現在、弊社ではスケジュール管理のWebサービスを提供しています。(スケピッタ

Beta版ですし、機能的にもまだまだ改善中なので、制限無しで提供しているのですが、まあ、将来的にはサーバー費用くらいはこのサービスからの収益で賄いたいなと思ってます。現在だと会員もごくわずかなので、書籍『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』風に言えば、ハードウェア的な運営費は「安すぎて気にならない」程度ですが。

巷のWebサービスでは、現在、さまざまな収益モデルによって成り立っていますね。少し前までは、やっぱりWebじゃ広告収入しかねーか、、、的な諦め?の雰囲気があったのですが、今ではコンテンツ課金が盛況ですよね。個人的には、汗水たらして稼いだお金使って、ゲームで使う(デジタルの)釣り竿買うヤツいるのかよ??と思ってたのですが・・・、いやいや、たくさんいらっしゃったようです。

それでも、すぐに課金できそうなコンテンツがないWebサービスもまだまだたくさんあって、そのようなところでは、やはり広告収入が一般的な収益モデルになってます。

じゃあ、うちもまずは広告から・・・ということで、G社の無料広告サービスを使おうと手続きを申し込んだのですが、全体のページ割合に対して、会員ページが多すぎるとひとまず却下されてしまいました。

まあ、G社の戦略としては、できるだけ多くのユーザが訪れるページに広告表示し、その広告をクリックして貰うことが収益に繋がるので、特定の少ないユーザに限定されたWebページは、広告表示媒体として意味がないとの判断なのでしょうかね。または、クローズドサイトでは、コンテンツ内容の確認(保証?)が難しいってことでしょうか。そもそもコンテンツの内容気にしてるんだっけ??って感じですが。

会員専用サイトでもアクティブ会員が1万人くらいいたら、また話は違いそうですけどね。まあ、そしたら運営者側も直接広告を取りにいくと思いますが。

でもですよ、G社の無料広告表示システムを新たなWebサイト運営者に利用させる際の限界費用はほとんどゼロに近いと思うので、ロングテールという意味では、今までは広告媒体として取るに足らなかったマイクロ市場へのアプローチはアリだと思うのです。

たとえば社員が10人の会社の社内イントラ(Web)に広告を掲載した場合、もし、その中で表示される広告に興味があってクリックする人が居たら、広告主としては、それがどこのサイトから訪れた人であっても良いはずです。(マーケティングの材料としては足りないかもしれませんが)社員10人の会社を1,000社集めたら、アクティブユーザが1万人ですよ。

一運営者としては対象者が少なすぎて、広告収入はほとんど無いに等しいくらいかもしれませんが、「ゼロ」ではないのです。

上述の書籍『フリー(略)』の中でも、あるサービス・物品を教授する対価として、
「無料」か「そうでないか(10円でも100円でもなにがしかの対価がかかる)」では、ユーザの選択がまるで異なるとあります。10円であってもユーザが支払いを求められた場合は、心理的コストがまるで違うと。詳しくは書籍で。笑

であれば、Webサイトの運営者からみても、ある広告を表示する際のコストがほとんど無料あり、その広告を表示することで少なくなくとも「収入」があるのと、表示しないことで必ず「ゼロ」であるのは、選択が全く異なるのではないでしょうか。むろん、広告を表示することによって、他の利益が棄損する場合は除きますが。

1円の費用削減と1円の売上UP(に掛かる費用がゼロの場合)は、収支という観点からは同じですからね。

要検討です。

後書
会員サイト内に広告表示させない(できない)のは、コンテンツ内容を検索エンジンでクロールできないからか・・・。じゃ、サイト側でクローラー用のAPIを用意しておくとか。セキュリティの確保がやっかいだな。

投稿者 Taka : 2010年07月20日 17:05

コメント

コメントしてください




保存しますか?