良書

こんにちは。空気もほんのり秋めいてきましたね。
これからあっという間に寒くなるんでしょうけど、この晩夏というか初秋の空気が結構好きです。

さてさて、ブログの更新もまたまた御無沙汰してしまいました。。
やってもやってもさばき切れないほど仕事が忙しくて・・・とかではありません。残念ながら。
ちょっと意図的にインプットを多めにしていました。

景気が悪くて変に時間があると思考が変な方向に向かってしまうので、
情報を詰め込むだけ詰め込んで、あえて思考停止状態に。笑
ぼちぼち整理して今後の戦略練りますが、それはまたの機会にご報告できればと思います。

で、この間に読んだ本の中でこの一冊の紹介を。

21世紀の国富論 原 丈人

総選挙の影響もあってか、普段はほとんど考えない国家の在り方なぞを考えているときに、
ちょうど目に留まって読みました。
まず驚いたのが、本書の出版は2007年6月なのですが、昨年のリーマンショックに端を発した金融恐慌を読み当てるがごとくアメリカ発の資本システムの崩壊を指摘されていることでした。
崩壊というと語弊があるかもしれませんが、システムとしての破綻を予見されています。

もちろん、あのバブルの終焉を予見されていた人は他にも多々いたと思いますが、
本質論としてのシステムの矛盾の説明がすごく腑に落ちました。
後付けでないですからね。納得できました。

また本書の中で「PUC(パーペイシブ・ユビキタス・コミュニケーションズ)」という概念を提唱されているのですが、そもそも日々の営みのために仕事を追っている自分の現状に対して、あまりの目線の違いにガツンとやられました。まあ器の大きさが違いすぎると思うので、比べるのもなんなんですが。

ということで、今後の世の中がどうなっていくか(どうあるべきか)、さらに言うと日本という国でこれからもビジネスをするにあたり、目指すべきところはどこか、を考えさせられる良書でありました。非常に良いインプットでした。


おまけ(というのも失礼ですが)でもう一冊。

人生2割がちょうどいい

2割どころか、1割くらいのデキな気がしていた我が人生ですが、
著書の諸先輩の人生への考え方、捉え方を読むにつれ、俺の人生もまだまだ捨てたもんじゃないなと。笑 まず、アル中じゃないし、ワーカホリックじゃないし。苦笑

でも、もしかすると、一回それくらいまでいかないと、本当の意味で人生を謳歌するといえないのか・・・!?

なーんて、人様の人生録は直接の処方箋にはなりえないでしょうが、著書のお二人
(特に岡さん)の生き方には大変共感を覚えました。


2009年夏の思い出の本、ご紹介まで。

投稿者 Taka : 2009年09月08日 10:55

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