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2008年04月18日
NPO活動~キャリア教育支援~
今日は台風か!?ってくらいの風雨ですね。。。
お出かけ用のスーツもすっかりびしょ濡れです・・涙
さてさて、本日は参画しているNPO活動について。
以前のエントリーで「特定非営利活動法人 学校サポートセンター」での活動を紹介しましたが、
主たる事業であるキャリア教育支援活動では、学校への出張授業の他に、ご理解のある企業様に伺って企業活動を学ばせて頂く企業訪問学習があります。
本日はハインツ日本株式会社様にお邪魔させて頂きました!
生徒さんは福島県の中学二年生5名です。
訪問学習では、まず広報室の皆様に会社説明をして頂き、オフィスツアーをさせて頂きました。
女性社員の比率は40%ほどとのお話でしたが、やはり女性が活躍されてる会社は空気が違いますね!なんといいますか、華やぎがあって、ぜんぜん殺伐としてません。ちなみに、現在のうちのオフィスには一人しか女性がおりませんので…苦笑
また、授業では、ハインツ日本様の財務部・マーケティング部・技術部・SCM部・営業部の方々から、普段されているお仕事内容を非常にわかり易くお話頂きました。生徒達はマーケティング部の方がおもしろおかしく話してくれた仕事内容に、非常に興味を持った様子です。
私個人としては、技術部の方のお話が大変勉強になりました。
食品生産の仕事で、以前から持ってた疑問が解消されてスッキリ!
でも、こうして色々な部署の方のお話を伺うと、改めて企業とは様々な人が自身のタスクを全うすることで次の仕事に繋ぎ、一つのゴールに向かって進むんだなぁ、と実感しました。そしてこのような企業は本当に強いし、良い商品を生み出し続けることができるんですね。
またこれこそがお客様から支持される『ブランド』になるのかと。
経営者としても非常に勉強になる企業訪問学習でした。
ハインツ日本の皆様、本当に有難うございました!!
P.S
お土産頂きました!
週末は美味しいビーフシチューでも作ろっと。(^O^)/
2008年04月09日
アウトプット効果
今日はNBonlineで面白い記事を見つけたのでご報告を。
脳は「入力」より「出力」で覚える 出典:NBonline(日経ビジネス オンライン)
勉強は教科書を復習するより問題を解くほうが効果的だ──。そんな論文が『サイエンス』誌の2008年2月15日号で報告された。
米パデュー大学のカーピック博士の研究だ。より専門的に説明すれば「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」ということになる。
サイエンス誌での報告はこちら。
The Critical Importance of Retrieval for Learning
報告では語学学習(単語暗記)の実験をしてます。
まずグループを4つに分けて、以下の方法で学習させます。
<第1グループ>
単語40個を通しで学習させ、その後に40個すべてについて確認テストする。この学習とテストの組み合わせを、完璧に覚えるまで何度も繰り返す。
<第2グループ>
確認テストで思い出せなかった単語だけを選んで学習させる。ただし、確認テストでは毎回40個すべてを試験する。そして、テストで満点が取れるまで学習と試験を繰り返す。
<第3グループ>
覚えていない単語があったら、初めから40個すべてを学習してもらう。そして、先ほど覚えていなかった単語だけを確認テストする。そして、満点が取れるまで学習と試験を繰り返す。
<第4グループ>
確認テストで思い出せなかった単語だけを学習して、再確認テストでも先ほど覚えていなかったものだけを試験する。そして、再試験すべき単語がなくなるまで学習と試験を繰り返す。
勉強の仕方をアウトプット重視(グループ1、2)とインプット重視(グループ3、4)に分けてるのですが、一週間後に再テストをしたところ、グループ1、2は高得点で、グループ3、4は低得点だったようです。
ここでのポイントは、
面白いことに、この4つのグループには習得の速さには差はなかった。実際、5回も学習と試験を繰り返すと、全員が40個すべてを覚えることができた。だと思います。
瞬間的には大差なく学習効果が出てるのに、時間が経つとインプット重視の学習はどんどん忘れちゃう。学習成果記憶までのアクセスポイントの所在が不明になっちゃうんでしょうかね。そもそもその部分の記憶がフォーマットされちゃってるんでしょうか。わかりませんが。
それに反してアウトプット重視の学習では、『想起』という脳の働き(サーチエンジン?リンク?)によって、記憶の場所が見つけやすいとのこと。
まあ、インプット学習でも毎日それだけを学習してれば忘れることはないのでしょうが…(笑)、
そうはいきませんね。
ということで、現在研修中の新人達も、講師の先輩から解説を聞くだけでなく、どんどん課題を解いて脳をフル回転で活動させて欲しいです。また、話を聞く際も、キーワードからあらゆる記憶を『想起』して聞いて欲しいですね。
まあ、一番良い学習方法は、「覚えた内容を人に解説する」だと思いますけど。
「理解した内容を日報で報告する」でも良いですね。
報告書って、報告した本人が一番覚えてますしね。たいがい。
そして、私も某資格試験の学習では参考書を読んですっかりやった気になってたので、、、、、、
過去問題を解きまくる!
に変更しようと考え直しました…苦笑
2008年04月01日
4期目スタートです!
本日より新期です。心機一転頑張ります!w
さて、先日より募集をしておりました採用活動ですが、本日、6名の新入社員を無事に迎え入れることができました。たくさんのご応募の中から厳選された精鋭メンバですので、しっかりと教育し、社会に貢献できる人材に育てたい、育って欲しいと願っております。
教育に関しては、技術研修はさることながら、今年は「ビジネス研修」にも力を入れたいと思ってます。
やはり、ビジネスでの活用が根底にあってのソフトウェア・システムですので、
ここを理解して取り組むのと、言葉は悪いですが、言われたことを言われただけやるのでは、
できあがるソフトウェア・システムのデキに、雲泥の差があると実感してます。
弊社の現在の生業であるソフトウェア受託開発業では、
実際に構築したシステムをお客様に利用して頂き、
●売上が増加したり
●費用を削減できたり
●現在の資産をより有効に活用できたり
することが何よりも大事な目的となります。
仕様策定の段階では、もちろん上記の効果を求めて設計するのですが、できあがったシステムが当初の目的と微妙にずれていたり、思ったほどの効果をあげられないということは、世の情報システムの世界では残念ながら存在します。
そのような中で、お客様と共に考え、ある時はお客様自身も気づいていない価値を提案し、
これらの成果をあげるシステムを作ることによって、初めてお客様から評価を頂き次のご注文へと繋がっていきます。
ソフトウェアに限らず、商売の基本は「リピートオーダー」ですので、お客様から末長くご愛顧頂ける企業を目指し、今期も社員一同頑張りたいと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
ちなみに、4月入社の社員を加え、社員数は22名・平均年齢は27歳となりました。
・・・が、来月また少しだけ平均年齢を上げてしまいます。。。汗