社長続投、社員が可否判断

本日の日経記事。
社長続投、社員が可否判断・エルピーダ、定款など明文化へ

良い制度かと。
会社法上は、取締役会設置会社においては、代表取締役(一般的に「社長」)は取締役会の決議により選定されるわけですが、独占的なオーナー企業やカリスマ経営者と呼ばれてる人の会社では、得てして取締役会自体が正常なチェック機能を果たしてない場合も多いのではないでしょうか。

そのような会社の場合、本来判断基準となる「ビジネスおよび社会のルール(もしくは常識)」が「社長の常識」だったり「経営陣の独自ルール」にすり替わっちゃうのかなと。ちょうど今巷であふれている「偽装」ラッシュも、問題の根本はここにあるんじゃないでしょうか。

その点においては、社員は見てますからね。ほんと冷静に。内部告発で企業の不正が発覚するのは、自浄機能が働かない状態の会社においては、社会的に正しい形なのかもしれません。


中小企業の場合、経営者と会社はだいたい一心同体なわけですが、社員は時に慎重に会社との距離を測ってたりします。市場のあまたある会社の中で、自社の可能性を冷静に分析してるわけです。そういう意味で、社員からの評価というのは、市場の評価により近いのかなと。もちろん、内部から見る主観的なプラスマイナスはあるとして。


よし!ランチがてら、ひとりひとりから評価聞いてみますか!

・・・ちょっと怖いなw

投稿者 Taka : 2007年11月02日 12:51

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