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2007年07月11日
NPO活動
毎日シトシト・・・・・、これぞ梅雨って日が続きますね。
夏バテ?で食欲はあまりないのですが、不思議と全く痩せる気配がありません。。(汗)
さて、今回のエントリーは、Bizlet以外の活動のご報告を。
私はBizletでの仕事の傍ら、
『特定非営利活動法人 学校サポートセンター』
というNPO法人の副理事長としての活動もしております。
理事長の木村氏とは数年前に学校関係のシステム開発のプロジェクトで一緒に仕事をさせて頂き、氏の「教育」への熱意に大変感銘を受け、以来共に活動しております。
NPOの活動内容としては、主に『キャリア教育』という分野での学校サポートがメインで、学生の企業訪問のアレンジや職業についての啓発授業、また仕事とは?働くということとは?という本質的な問題を学校と一緒に考えていく授業を行っております。
私もIT業界での経験、また小さな所帯ではありますが会社経営者としての立場から、小学生~大学生までさまざまな年代の生徒達とふれあい、「仕事」や「働く」ということについて共に学ばせて頂いてます。
そのような中、本日は都内の高校に出向き、キャリア教育授業をして参りました!
主催はこれまた長くお付き合いさせて頂いているアントルビーンズ様で、NPOとしてはそのお手伝いです。
今日の授業ではカード教材を使い、まずは生徒達が自己シュミレーションを。
ここでは生徒達がカードテーマに対して、直感でYES/NOを選択していきます。
そして、カードによって判定された自身のTypeから、その素養を活かせると思われる「職業」へと繋げ、自身の素養とその職業で求められる要素を洗い出して、ギャップがあればまずそれを認識して貰います。
そして、今後の高校生活の中でそのギャップを埋めるためには、
どのような学習をすべきか?
どのような活動に力を入れるのが良いだろうか?
というのを各自で考えて貰うのです。
もちろん、高校一年生で意識している「自分」や世の「職業」が必ずしも正しいとは限りません。ただ、各年代・時代で、自己と世の中を改めて再確認・再構築する行為は、その後の人生にとって非常に有効だと思うのです。
私自身も遠~~い昔の高校時代を思い返せば・・・・・、
当時はバブル時代絶頂期でありまして、世間では金融業界が非常に注目されておりました。私も腕一本で稼げる(と思っていた)金融の世界に強い憧れを持ち、大学は経済学部を選択し、就職先もその世界の会社に決めたわけであります。
・・・が、バブル崩壊とともに就職した会社も崩壊してしまいまして(苦笑)、紆余曲折の後、IT業界に飛び込み、今があるわけです。高校時代にはまさかエンジニアになっているなんて想像もしてませんでしたし、さらに言えばまさか会社経営に携わるなんて・・・・。
しかし、ベースは未熟な知見だとしても、やはりその時その時を真剣に考え生きてきた結果が今だと思うのです。なので、このNPO活動で関わっている生徒達には、我々の授業が何らかのきっかけとなり、「今の自分」「今の世の中」を再認識し、将来にわたって検証をしていってくれたら・・・と思います。
兎にも角にも、若者は未来の社会の宝ですので。
みんな、蒸し暑い中、お疲れ様!
今日の授業が今後の学生生活の何かのきっかけとなってくれたら、幸いです。