労働生産性

こんにちわ! GW明け、すっかり初夏の陽気ですねぇ♪

なので今日は半袖で出社してみました。 ・・・しかもTシャツ。苦笑

まま、G社 が発見した10の事実(社是?)にも
「スーツがなくても真剣に仕事はできる」
とありますので。。^^;


で、陽気に負けず劣らず、今月のBizletもホット×2です。

なんと、昨日より新たに2名の新入社員が入社しました! 若い男子×2!

これでまた平均年齢が下がりました。 私が今月末に加齢しても影響は軽微です・・・。苦笑

彼らには4月に入社した先輩?新入社員に追いつけ追い越せで頑張って欲しいのですが、

むろん先輩にも負けて欲しくありません。笑 

互いに切磋琢磨し、共に成長してくれることを切に願ってます。


さて、掲題の件。

本日の日経新聞1面に、新連載「人は財 雇用革新に挑む」の記事がありました。

テーマは「働き方は社員に任せる」ということで、『時間』と『空間』の束縛から社員を解放し、

優秀な人材の確保に各社が努めている、とのこと。

私もこの考え方にはまったく同意なのですが、この「就業形態」自体へのフォーカスの前に、

まず「仕事の成果の確固たる定義」が必要だと思っています。

定時に出社し、PCを立ち上げ、メールをチェックし、ニュースをブラウズして、予定の会議に出席し、同僚の頃合を見て退社する。

これは間違っても「仕事の成果」ではないですね。
(「仕事の進め方」かもしれませんが)


我々の生業においては、

システム開発プロジェクトでは製造したプロダクトがまさに仕事の成果物となります。

コンサルティングから入る場合は、調査・分析報告書、提案書、設計書などが成果物となります。

このような成果物を作成し納品するスケジュールを決め、またその作業の進捗確認方法を決めておくことで、硬直的な『時間』と『空間』の呪縛から開放されます。

まさにこれは「仕事の成果の定義」が確定してるからですね。


逆にいうと、この成果物の作成に貢献してない時間の作業は「仕事」とは呼べず・・・

そう考えると、自身を振り返って就業中に「仕事以外の時間」がちょこちょこあります。。

住宅設備のデットスペースならぬ、『就業中のデットアワー』とでもいうべきでしょうか、

こういうちょっとした5分、10分の時間でも、纏めることで結構な時間になりそうです。。^^;

(そういえば、ドラッカー氏の言葉にも同様の句がありました。)


また、新聞記事によると、
GDPを労働投入量(就業者数×労働時間)で割った日本の労働生産性は先進7ヶ国中最下位
だそうです。

コンピュータの世界でも単位時間あたりの処理能力を指す「スループット」という考え方がありまして、この値が高いとそれだけ生産性の高いマシンだということになります。


随分と以前からエンジニアの慢性的な不足が指摘されていますが、

ソフト開発会社としても労働生産性の向上(=会社としてのスループットの向上)が、

人口減少および会社価値向上への対策として、欠かせない命題であろうかと思います。

これ、すなわち「成長」というやつです。


個人的には、ここ最近の「横」への成長(増量)を「上」へと変えていかないと・・・(汗)

投稿者 Taka : 2007年05月08日 12:45

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